ドーパミンの音学レポート

音楽の勉強を記録

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

転調

曲のキー(調性)が、別のキーへ移行することを転調という。 転調には大きく、一時的転調と本格的転調の2種類に分けられる。 転調先の冒頭がトニックでなくても良い。 関係調 主調に関係が近いキーを「近親調」と呼び、スムーズに転調を行うことができる。 …

アッパーストラクチャートライアド

U・S・T(アッパーストラクチャートライアド)とは、通常の分数コードとは違い、分母、分子ともに別の和音を重ねる事。 基本ボイシング ルートはベースに任せるとして、左手で3・7度、右手はトライアドを弾く。

ペダルポイント

あるコード進行の中に、一定の保持音を加えることを「ペダルポイント」と呼ぶ。 低音部では「ベースペダルポイント」 高音部では「ソプラノペダルポイント」がある。 ベースペダルポイント ベースに使われるペダルポイントとしては、そのコード進行の調性上…

テンションの様々な活用

・アドリブ アドリブやメロディを奏でながらプレイする際は、左手でコードを押さえる。 右手のフレーズに相槌を打つようなタイミングで入れたり、シンコペーションを生かし、軽やかなリズムでアクセントをつけるのがポイント。 音域は低過ぎず高過ぎず、右手…

ドミナント7thコードのテンションボイシング

ドミナント7thコードには数多くのテンションが使用できるが、まず9th系と13th系のボイシングから考えてみる。 この2つのテンションをそれぞれ扱ったボイシングの一定の形は ・3ノートの場合 Aフォーム(3、7、9) Bフォーム(7、3、13) A,Bどちら…

マイナーコード系のテンションボイシング

・9thのテンションボイシング マイナー7thコードには、頻繁に9thが使われる。 9thを効果的に含ませたボイシングスタイルには2つの一定の形がある。 Aフォーム(3、5、7、9) Bフォーム(7、9、3、5) ・11thのテンションボイシング 11thを含ませた…

メジャーコード系のテンションボイシング

・9thのテンションボイシング メジャー7th系のテンションは9th,♯11th,13thの3種類が使われるが、最も頻繁に使われるのは9thである。 右手が(3・5・7・9) (7・9・3・5) の二つのスタイルを覚えると良い。 場合によっては5度を省略するのもあり…