ドーパミンの音学レポート

音楽の勉強を記録

コード進行の幅を広げる。

  1.  セコンダリードミナント
  2. セコンダリードミナントをトゥーファイブ化
  3. 置換えドミナント(裏コード)
  4. セコンダリードミナントを裏コード化

 

 

 

 

 

 

 

セコンダリードミナント

 

 

セコンダリードミナント7thコードは、トニックコード以外の各ダイアトニックコードを

 

”仮のトニック”に見立て、それに向かってドミナントモーションさせるドミナント7thコードのこと。

 

 

 

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ちなみに、Ⅶm7(♭5)のセコンダリードミナントは ♯Ⅳ7 である。

 

 

セコンダリードミナント7thコードの探し方は、仮のトニックの5度上か4度下のドミナント7thコードである。

 

 

また、Ⅱ7はドミナント7thのドミナントだから、ダブルドミナントドッペルドミナントと呼ばれる事もある。

 

 

もちろん、マイナーキーのダイアトニックコードも同じようにセコンダリードミナントを活用できる。

 

 

 

・コード進行例

 

 

C△7→Am7→Dm7→G7

 

セコンダリードミナントを使うと、

 

C△7→E7→Am7→A7→Dm7→D7→G7

 

 

 

セコンダリードミナントをトゥーファイブ化

 

調性やメロディラインに合わせⅡm7(♭5)に変えることも可。(その逆パターンもある)

 

 

 

例 

 

・Bm7(♭5)or  Bm7→E7→Am7

 

・Em7→A7→Dm7

 

・F♯m7(♭5)→B7→Em7

 

 

 

置換えドミナント(裏コード)

 

♭Ⅱ7Ⅴ7と同じようにトライトーンを持っている為、Ⅴ7の代理コードとして使用できる。

 

また、 ♭Ⅱ7→Ⅰ の流れは半音進行のためスムーズ。

 

 

 

例  

 

・Dm7→D♭7→C△7

 

 

 

 

セコンダリードミナント7thコードを裏コード化

 

 

例 

 

 

・F7→Em7

 

・E♭7→Dm7

 

・B♭7→Am7

 

 

 

 

 

裏コードをトゥーファイブ化

 

 

 

 

・A♭m7→D♭7→C△7

 

・Cm7→F7→Em7

 

・Fm7→B♭7→Am7

 

・D♭m7→G♭7→F△7

 

 

 

まとめ

 

 

以上を持ち合わせると、4つのバリエーションを考えられる。

 

 

 

・Dm7→G7→C△7

・Dm7→D♭→C△7

・A♭7m7→D♭7→C△7

 ・A♭m7→G7→C△7