コード進行
終止形(ケーデンス)
「落ち着く」「行き着いた」といった終止感を感じさせる進行を
『終止形(ケーデンス)』と呼ぶ。
Ⅴ→Ⅰの進行を、ドミナント終止
・強い解決感
Ⅳ→Ⅰの進行を、サブドミナント終止(変格終止、アーメン終止)
・緩やかな解決感
Ⅴ→トニックの代理コードの進行を、偽終止(ディセプティブケーデンス)
・まだ次に継続するような感じ
ドミナントモーション
ルートの完全4度上行(完全5度下行)は、もっとも力強く自然な流れを与えることから、
『強進行』と呼ばれる。
また、Ⅴ→Ⅰの進行を『ドミナントモーション』と呼ぶ。
Ⅱm7→Ⅴ7の進行を『ツーファイブ』と呼び、
ルートモーションは完全4度進行の強進行になる。
また、Ⅴ7→Ⅰのドミナントモーションの流れを含めると、
Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ (ツーファイブワン)
になり、ルートモーションは全て完全4度の強進行になりスムーズな流れを作る。
このようなより強い進行感を得るために2つのコードを経由して作る終止形を
連終止(コネクテッドケーデンス)と呼ぶ。
・Ⅲm7→Ⅵm7はトニックの代理コードの連続となるが、
強進行のルートモーションとなるため、スムーズな流れを作る。