ドーパミンの音学レポート

音楽の勉強を記録

コード進行

終止形(ケーデンス)

 

「落ち着く」「行き着いた」といった終止感を感じさせる進行を

 

『終止形(ケーデンス)』と呼ぶ。

 

 

Ⅴ→Ⅰの進行を、ドミナント終止

・強い解決感

 

 

Ⅳ→Ⅰの進行を、サブドミナント終止(変格終止、アーメン終止

・緩やかな解決感

 

Ⅴ→トニックの代理コードの進行を、偽終止(ディセプティブケーデンス)

・まだ次に継続するような感じ

 

 

 

 

ドミナントモーション

 

ルートの完全4度上行(完全5度下行)は、もっとも力強く自然な流れを与えることから、

 

『強進行』と呼ばれる。

 

また、Ⅴ→Ⅰの進行をドミナントモーション』と呼ぶ。

 

 

 

Ⅱm7→Ⅴ7の進行を『ツーファイブ』と呼び、

 

 

ルートモーションは完全4度進行の強進行になる。

 

 

また、Ⅴ7→Ⅰドミナントモーションの流れを含めると、

 

 

Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ  (ツーファイブワン)

 

 

になり、ルートモーションは全て完全4度の強進行になりスムーズな流れを作る。

 

 

このようなより強い進行感を得るために2つのコードを経由して作る終止形を

 

 

連終止(コネクテッドケーデンス)と呼ぶ。

 

 

 

Ⅲm7→Ⅵm7はトニックの代理コードの連続となるが、

 

強進行のルートモーションとなるため、スムーズな流れを作る。